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朗報、トランプ大統領が「香港人権民主法案」に署名し成立

 11月27日、アメリカ上下両院で可決した「香港人権民主主義法」に、トランプ大統領が署名して同法案は、ついに成立した。8[1]

 同法案は、香港の「1国2制度」を、中国が守っているかどうかをアメリカ政府が検証して、香港に認められた関税などの優遇措置の是非を、毎年見直すことを義務付けるものである。

 トランプ大統領には、「香港人権民主法案」に拒否権を行使するか、または署名をせずに12月3日に自然成立させることで、同法案への反対姿勢を示す選択肢もあったが、苦渋の決断であった。

 やはり11月24日の香港区議選で民主派が圧勝したことが、トランプ大統領を署名させたのではないかと思う。

 またトランプ大統領は、香港警察が抗議デモの制圧に使っている催涙ガスやゴム弾やスタンガンなどを輸出することを禁じる法案にも署名した。

 トランプ大統領は、「習主席と中国、香港の人々に敬意を表して、両法案に署名した」と述べ、「中国と香港の指導者と代表が、すべての人々の長期的な平和と繁栄につながる形で、対立を平和的に収拾することを望んで法案を成立させた」と声明した。

 さっそく共和党のマルコ・ルビオ上院議員が、「アメリカは、中国政府が香港に、これ以上影響力を行使し、干渉するのを抑止するために、新たな意味ある手段を手に入れた」とし、同法案に署名したトランプ大統領を「称賛する」と述べた。

 香港では、抗議活動を支持してきた市民の多くが歓迎して、「待ち望んでいました。とても歓迎します。香港人にとって、とても励みになります」と語っていた。

 28日夜には香港中心部のエディンバラ広場で、アメリカに感謝する一万人集会が行われ、星条旗を手にアメリカ国歌が鳴り響いた。

 78e14_1675_573f34ee45c19aec3fcc8f08ac66922a[1]これに対して11月28日、中国外務省は、「香港行政と中国の内政への重大な干渉で、むき出しの覇権行為だ」と非難する声明を発表し、断固たる反対を表明した。

 同声明は、「アメリカの目的が、香港の繁栄と安定の破綻であり、中華民族の偉大な復興と言う歴史的過程を破壊することだ」と激しく非難した。

 さらに「アメリカが独断専行を続けるならば、中国側は必ず断固として報復する。一切の責任は、アメリカ側が負うことになる」と、例のごとく脅しをかけた。

 しかし、どちらが正義なのかは、世界が判断することだろう。

 この法案の成立が、現在進めている米中貿易協議の一部合意にも大きな影響を与えるだろうし、今後、ますます米中対立が激化するに違いない。

 このことが習近平政権の覇権主義路線を変更させることにも繋がるのではないだろうか?

 とにかく「香港デモ問題」は、今年一番の国際ニュースであろう。完

 

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