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「聖地・川島ミステリー通信23」 地元の川島神社に祀られている鎮守の神「天日鷲神」とは?

  間もなく10月22日には、新天皇の「即位礼正殿の儀」が行われ、「祝賀御列の儀」(祝賀パレード)が開催される。

 世界195か国の代表が参列されるというので、いつの間にか日本は、このような国際的な地位を占めるようになったのかと思う。

 また11月14日の夕刻から翌日の未明にかけて、新天皇が、新しく収穫された穀物を、皇祖神である天照大神並びに八百万の神々に備えて、自らも、それを食される「大嘗祭」(だいじょうさい)が行われる。

 その「大嘗祭」に際して、阿波忌部氏の末裔である美馬市、木屋平の三木家が育てた麻を織物とした「あらたえ」を、天皇家に調進する習わしがある。

 この習わしは、日本史上に断絶は、あるものの、これまで連綿として続いてきたものである。

 吉野川市山川町の忌部山にある山崎忌部神社では、「大嘗祭」に向けて、麻の織り始め式が行われた。

 この山川町に残る伝承として、高越山(こうつさん)の頂上付近に建てられている高越神社には、祭神として「天日鷲神」(あめのひわし)が祀られているという。

これは阿波の国に麻や粟を植えて開拓した、孫の天富命が祀ったものとされている。

 この阿波忌部氏の祖神である天日鷲神が、日本神話に登場してくる。

 それは天照大神が、天岩戸にお隠れになられた時に、何とか出てこられるように、岩戸の前で神々の踊りが始まった。

 その神楽で、天日鷲命が、弦楽器を奏でると、弦の先に鷲が止まったので、世の中和明るくする吉祥を表す現象として喜ばれ、それまでの名に鷲を加えて、「天日鷲命」と名づけられたと言う。

 この「天日鷲命」が、カジノ木(紙の原料)や木綿や麻を植えて白和幣を作ったとされるので、「麻植の神」と呼ばれる。

 それが紡績業や製糸業の神となり、「殖産の守護神」となっている。

 全国的に有名なのが、浅草の「お酉さま」として知られている鷲神社(おおとり)の商売繁盛の神である。

 そこに祀られているのも、「天日鷲神」である。毎年11月には「酉の市」がもようされて、商売繁盛の熊手が売られている。

      IMG_3915[1]

 これは江戸時代に「浅草紙」と言う庶民のためのちり紙が大量に消費されたことから、墨田川一帯を中心にして、多くの紙すき業者たちが、紙業の発展を祈って、天日鷲神を守護神として、鷲神社に祀ったのが始まりである。

 全国各地の紙すきの地域に天日鷲神が祀られるようになっていった。

 10月26日には、地元の川島神社の秋祭りである。 

           川島神社

 そこにも天日鷲神が、地元川島町の鎮守の神として合祀されているのが、ミステリーでもある。完

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