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幕末最大のミステリー「龍馬暗殺」① 150年間封印されていた龍馬の手紙が偶然に発見された

  NHKの番組「突撃アッとホーム」は、家族との思い出が詰まった宝物を見せてもらう企画番組である。

 2014年4月に放映された東京都国立市に住む主婦Hさんに街頭インタビューをした際に「父が、古美術商(松山市道後温泉の骨董屋)から(1000円で)、坂本龍馬直筆の手紙を買った」と言う話が出たために、家庭のちゃぶ台の下に保管されていた手紙を預かり、専門家に鑑定を依頼した結果、まさしくそれは本物であった。

 しかも龍馬が暗殺される5日前に書いた貴重な手紙であったことが判明した。

 「20年から30年前に父が購入した手紙が、まさか本物だと思ってもみなかった。父が龍馬直筆だと言っていたことに半信半疑だったが、父の見る目があったことが分かったし、鑑定額(1500万円)には驚いた。家のちゃぶ台の下で眠らせているよりは、しっかりしたところで保管して、龍馬好きの人に見てもらいたいので、高知県立坂本龍馬記念館に寄託できることになってよかった」と、主婦は語った。

 明治維新150年を目前にして、これまで全く存在が知られていなかった龍馬の幻の手紙が、封紙に入ったままの状態で見つかったのだ。

宛て名は、越前藩重役の中根雪江に出されたもので、書き主は才谷梅太郎と書いてある。坂本龍馬の変名である。  

     坂本龍馬 才谷楳太郎[1]

その封紙には付箋がつけられて、朱書きで「坂本先生遭難直前の書状にて、他見をはばかるなり」と書かれていたために、これまで一切開封されていなかった。

       9[1]

内容は「大政奉還後の日本国新政府の財政計画や人材構想」が記されている。

「新国家の御会計(財政)御成立のために、藩士の三岡八郎(由利公正)を新政府の財政担当として出仕させるよう」に求めたものである。

三岡は、福井藩の財政改革を成し遂げた人物で、藩内の政争に巻き込まれて、その頃幽閉されていたのだ。   

      4-s142[1] 

    三岡八郎、後の由利公正

龍馬は、三岡の財政の才能を見抜いて「1日遅くれれば、(新政府の財政が)1日先になってしまう」と、中根雪江に早急、三岡の新政府への派遣を懇願したものである。

この手紙は、龍馬が、明治新政府の財政の進路を決めたという価値の高い内容で、龍馬が、死の直前まで「新国家」のことについて考えていたことが明らかになった。

果たして三岡八郎は、すぐさま幽閉を解かれて、維新政府の財政担当の参与となって、太政官札を発行し、殖産興業の発展に尽力するなど、龍馬の期待に応えたのである。

三岡八郎は、維新後、由利公正と名前を変えて「五箇条の御誓文」の起草者となり、現在の東京都の初代知事としても活躍したことでも名を残している。

龍馬は、「薩長同盟」や「大政奉還」を成し遂げ、「新国家綱領八策」を書き上げて、最も心配であった新政府の財政について、三岡八郎を推挙したことで、すでに自分の死は覚悟していたらしい。

姪の春猪に宛てた手紙の中にも「自分は、いつ死ぬか分からないが、長生きしろよ」と書いている。

龍馬が、今日まで日本人の多くに人気があるのは「自分のことよりも、他人のことを愛して、新国家の実現のために生きたこと」であろうと思うのである。

龍馬の手紙の新発見は、偶然のように見えて、偶然ではない気がするのである。

大川隆法総裁の『日銀黒田東彦総裁の守護霊霊言』に出てきた由利公正は、「坂本龍馬さんには、金を貸していなかったけな。今のお金なら3億円や、そのぐらいはパッと、ポンと貸しているはずだけど、返ってこないような気がするんだがな。まあ、でも日銀総裁になれたから、それは許してやるよ」とユーモラスに語っていたのが印象的であった。完

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