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「この女性を知っていますか?誰かに似ておりませんか?」

 ファーウェイのCEOの娘、孟晩舟(キャシー・モン)が、昨年の12月、カナダのモントリオ—ル空港で、逮捕された時、世界は、改めてファーウェイの脅威に気づいた。

 あれから8カ月経って、米中5G戦争は、さらに激化している。

 情報通信関係において、まだ隠れた大物がいるのではないかと、筆者は思うのであるが、その一人が、写真の女性で、名前は、習明沢(シー・ミンザ)27歳である。

 もうお分かりであろう。中国の終身最高指導者・習近平の1人娘である。

 習明沢は、中国の杭州外国語学校から浙江大学外国語学院に入学して、英語の同時通訳を専攻していたという。

習明沢が、アメリカの名門ハーバード大学に留学していたうわさは、知られていたが、偽名を使っていたので、習近平主席の娘であったことは、ほんの1部の教授と学生しか知らなかったようだ。

 それに習明沢が、ハーバード大学を卒業した2013年の頃と言えば、まだ習近平が、国家主席になって、まもなくのことだったので、それほど注目もされていなかった。

 ハーバード大学の名誉教授で、東アジア研究の大家であったエズラ・ボーゲルが、アメリカの国営放送の「ボイス・オブ・アメリカ」のインタビューに答えて、「習明沢は、たしかにハーバード大学で学んでおり、大学では、特別扱いされることなく、普通の学生として学んでいた。大学を卒業して、すでに中国に帰国した」という。

 ハーバード大学の卒業式の際に、撮られた1枚の写真がある。それがブログのタイトルの写真である。完全な父親似で、読者は、ガッカリされると思うが、それほどの美人ではない。

 640x480s_FFFFFF[1]しかしそれだけのニュースでは、このブログを書いている意味はない。

 習明沢は、ジョージ・ソロスが、2019年1月のダボス会議の世界経済フォーラムの講演で、「中国は、世界において独裁的な国家だけでなく、もっとも豊かで、強力で、技術的に発展している。習近平主席は、先端テクノロジーを悪用した監視体制を支配して、開かれた自由社会の最も危険な敵となっている」と、批判したことと大いに関係するからである。

 習近平政権が、中国共産党の永久支配を強めるために、14億人の監視する社会を強力に押し進めていることは、よく知られている。

 現在2億台の監視カメラとファーウェイの5Gを結び付けて、あらゆる個人情報を収集し、監視する「社会信用システム」を構築しようとしている。

 2020年までには、中国全土に監視カメラ・ネットワークを導入して、ハイテク・システムによって国民を奴隷化するつもりである。

 これに天津の大手監視カメラ企業や、アリババ・グループやテンセントや中国平安保険グループなどが、国家の監視体制と結びついているのである。

 この国家監視システム・プロジェクトの陰の指導的立場にあるのが、習明沢であると言われている。

 留学中に、アメリカの最先端テクノロジーを見て、学んだ習明沢からすれば、どのように応用すれば、中国で、監視社会を構築できるかを考えられる。

 ある程度、テクノロージーに精通すれば、父親の習近平主席が、「それでよい」と、決めれば、監視カメラ・システムの国家プロジェクトとして進んでいくであろう。

それらの関連企業を集めて、どのようにすれば、監視社会を強化できるかを検討して、可能なものを推し進めていくことができる。

例えば、ウィグル自治区での「再教育施設」など、イスラム教徒の弾圧や香港デモの抑圧にも使われている。

習近平政権が考えていることは、中国の民衆を幸せにすることではない。多くの人命の犠牲を払っても、何ら気にすることはない。

あくまでも、「国家主権」という名で、中国共産党の利権を維持していくことである。

そのためにハイテク監視の全体主義国家を創り上げようとしている。国家がAIによって統治することは、世界中の自由主義国家の未来にとって、きわめて危険である。

トランプ政権が、ファーウェイや監視カメラ機器が、中国のスパイ活動に使われているとして、厳しく制裁しているのも、そのためである。

我々は、こうした自由・民主・信仰を脅びやかす中国AI全体主義国家の台頭に、もっと深刻であらなければならない。完

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