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快挙。全く無名だった渋野日向子(20)が、全英女子ゴルフで優勝「なんで私が優勝しちゃったんだろう」

 このところ世界情勢は、暗くギスギスした争いが多い中で、突如、明るいニュースが飛び込んできた。

 今年のAIG全英女子オープンで、渋野日向子選手が、日本人として、樋口久子以来、じつに42年ぶりに、メジャー優勝を果たしたからである。

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世界が驚いた。もちろん日本中が沸いた。

 全英女子オープンは、世界ランキング46位の渋野選手にとって、海外初試合であり、とりあえず目標を、予選突破においた。

しかし初日と2日目は、2位をキープし、3日目には、首位に躍り出た。

最終日は、3番ホールで4パットを叩いて、ダブルボギーと崩れた。もう優勝はダメかと思われたが、ここからが勝負であった。

11番ホール終了時点で、前日終了時と同じ14アンダーまで巻き返した。

この時点ではリゼット・サラスらに2打差、3位であったが、ついに15番ホールで並び、最終18番ホールのグリーンでは、ギャラリーに大歓声で迎えられて、手を振る余裕さえ見せた。

渋野選手は、「ここで、かっこよく決めてしまおう」と思って、約5メートルのウイニングパットを果敢に攻めてバーディを決めて優勝した。

渋野日向子選手は、プレー中でも、笑顔を絶やさず、ギャラリーファンと交流することから「スマイリング・シンデレラ」という愛称で、メディアからも、さわやかな姿が報じられた。

渋野選手は、常に笑うことで、精神を落ち着けるように心がけてきたという。

それは今年4月のフジサンケイ・レディースクラッシック最終日で、優勝を意識した17番ホールで、ダブルボギーをたたいて、2打差で優勝を逃してしまう失敗をしたからである。

この苦い体験で、「あまり感情を表に出してしまうと、スコアーを落とす。このことを一生忘れない」と、心に決めたのである。

ゴルフは、メンタルスポーツである。優勝後、「なんで自分は泣かんのじゃろ」と思ったぐらいである。そして「私は、日本が大好き」とアピールすることも忘れなかった。

突然、脚光を浴びた「渋野日向子って、だーれ」と思うであろう。

岡山市出身で、父親は、円盤投げの選手で、母親も槍投げの選手のスポーツ家族の次女として生まれた。

8歳の時にゴルフと出会うが、小学校と中学の2年生まではソフトボールのエースであった。

軟式野球の監督から「ゴルフ一本のほうが良いのではないか」というアドバイスを受けて、ゴルフに専念した。

高校は、作陽高校で、中国大会で優勝し、全国高校選手権で団体優勝したこともある。所属会社は、地元の山陽放送である。

プロテストに合格したのが、昨年7月で、デビュー当時は、まだゴルフ技術が未熟であったが、青木翔コーチから指導を受けて、この1年で大きく成長した。

そして今年の5月にメジャー大会であるワールドレディース・サロンパスカップに、ツァー初優勝した。

20歳178日での優勝は、2015年の韓国のチョン・インジの、20歳273日を抜く、大会史上最年少であった。

それで賞金ランキング3位で、今回の全英オープンに出場する資格を得た。

まだ若いので、岡山の「白桃娘」は、来年のオリンピックにも、チャレンジできるであろう。

ともかくも、世界に通用するような女子ゴルフ選手が、彗星のように現れたことは、日本人の心を元気づけてくれるのである。

筆者も岡山市出身なので、なおさらうれしい。完

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