FC2ブログ

記事一覧

新元号「令和」による、にわか「万葉集」ブーム

  令和」が新元号に決まったことで、出典となった「万葉集」のブームが起きているようである。

改めて「万葉集」を見直す良い機会かもしれない。

「万葉集」は、7世紀後半から8世紀後半にかけて編まれた日本に現存する最古の和歌集である。

「万葉集」は、「万の言の葉を集めたもの」という意味で、天皇、皇族、貴族、下級官人、防人、遊女、庶民など、様々な身分の人々が詠んだ和歌4500首以上が集められたものである。そのうち作者不詳が2100首以上あるという。

     AS20190401002816_commL[1]

何か、お上から和歌を集めるように命があったのか、どうかは知らないが、あの時代に、よくこれだけの和歌を集めて撰集したものだと驚いてしまうのである。

和歌の内容を見ても、日々の生活の中で、それぞれの思いを和歌に託したものであろうが、古代の日本人の豊かな人間性が感じられるのである。

和歌の内容を分類すると、

人を愛する歌として、主に男女の恋を詠み合う歌としての「相聞歌」

人の死を悼む歌としての「挽歌」

その他もろもろの「雑歌」に分けられる。

有名な歌人としては、額田王、柿本人麻呂、山部赤人、高市黒人、山上憶良、大伴旅人、大伴家持、天智天皇、天武天皇、持統天皇などがいる。

  持統天皇の「春過ぎて 夏きにけらし しろたえの衣ほすてふ 天の香具山」の和歌は百人一首にもなり有名である。

  また持統天皇は、歌聖である柿本人麻呂の才能を見出した庇護者でもある。

  その持統天皇は、幸福実現党の党首・釈量子として生まれ変わっているのである。しかしこの霊的事実を知る者は、あまり多くはいない。

「万の言の葉を集めて、後世に伝えよう」という大事業であったようで、「万葉集」は、時代を超えて読み継がれながら、後世の文学作品にも、少なからずの影響を与えているのである。

そういう意味で「万葉集」は、日本文学における第1級の作品であると言えるかもしれない。

江戸時代に、契沖、荷田春満、賀茂真淵、本居宣長などの国学者たちが出てきて、「万葉集」を研究している。

とくに賀茂真淵は「万葉考」を書いて「防人の歌」、「東歌」の素朴で素直な歌いぶりを「ますらをぶり」と評した。

近現代になると、斎藤茂吉、島木赤彦、折口信夫、佐々木信綱、土屋文明などが「万葉論」を展開した。

時代は変わっても、人間の心は普遍なのであろう。

「万葉集」は、日本人の心の琴線に触れる代表的文化として、現代人たちにも広く受け入れらて行くことだろう。

ともかく「令和」の新元号が、日本人の心のふるさと、とも言うべき「万葉集」から取られたことに、「国民は、日本文化に対する誇りを感じているのではないだろうか?」

事実アンケートで、「令和」の新元号に、国民の60パーセントが好感を抱いているという。


 「新元号に違和感を感じる」と言った政治家がいるが、筆者に言わせると「日本人の文化を理解しない、いつもケチばかりつける、あんたにこそ違和感を感じるね」である。完

 

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

安田一悟

Author:安田一悟
FC2ブログへようこそ!

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
政治・経済
296位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
79位
アクセスランキングを見る>>

来場者数