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アルゼンチンG20、トランプ大統領対習近平主席首脳会談、合意か?決裂か?

 12月1日、米中貿易戦争が激化する中で、両首脳がブエノスアイレスで会談する。

貿易戦争で追い込まれた中国が、142項目の改善案をアメリカに出すと、トランプ大統領は「まだ4、5の重要な懸案が残っている」としながらも「ディールで合意するかもしれない」と匂わせている。

しかしトランプ氏は「合意するためには、中国がアメリカとの競争に扉を開かなければならない」と牽制し、「もし合意できなければ、新たに2670億ドル分の制裁関税を追加する」と強調している。

「中国が扉を開かなければならない」とは、「中国が知的財産の盗用や外国企業に対して技術移転を強要することを止めなければ合意しない」ということだろう。

果たして習近平主席は、この「トランプ政権の要求を呑み込むことができるであろうか?」

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もしディールが決裂するならば、トランプ政権は、産業スパイの摘発や在駐するアメリカ企業の撤退や中国要人の在米資産の凍結など、あらゆるやり方で、一層プレッシャーをかけていくことだろう。

現在、中国は、対米貿易黒字の縮小、上海株価の下落、人民元の下落、外国資本の逃避、国内消費の低下、景気悪化による社会不安の増大などにさらされている。

習氏は、いまさら打ち出した「中国が世界の覇権を握る」という強硬路線を変えられずに、もう後戻りできない状態になっている。

最近は、毛沢東時代の「自力更生」を国民に訴えているが、米中貿易戦争に、いつまで耐えられるであろうか?

ちょうど1年前の2017年12月にアメリカは、「国家安全保障戦略」を公表し、2018年1月には「国家防衛戦略」で、中国を敵国であると認定した。

7月には米中貿易戦争が始まり、10月にはペンス副大統領による演説によって厳しい対中宣告がなされた。

アメリカは、中国が、相当譲歩しなければ許さないだろう。今回のトランプ大統領との首脳会談が、習近平主席にとって最後のチャンスかもしれないのである。完

 


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