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よく言ってくれた。アメリカのペンス副大統領が「尖閣諸島は、日本の施政権下にある」と。

  10月4日、ペンス副大統領がワシントンの政策研究機関で「トランプ政権の中国政策」に関して演説した。AS20181005000645_commL[1]

 その際に「中国は尖閣諸島の周辺で、恒常的に監視活動をしている」と指摘し、「尖閣諸島は、日本の施政権下にあるものである」と明言した。

 アメリカの軍事同盟国である日本が、中国の侵略に脅かされていることへの牽制である。

 もし尖閣諸島が中国軍によって占領されたならば、日本の自衛隊が奪還するために戦うであろうが、アメリカ軍も、これを座視することはないという中国への警告でもある。

 よく言ってくれたと思う。日本としては頼もしい発言である。

 そもそも日中平和友好条約を結んでいるのに、「日本の領土である尖閣諸島の接続水域を艦船や漁船で脅かし続けている中国は、果たして平和と友好な国なのか?」と言う疑問は、日本の国民にあり続けた。

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 この背景には9月末に南シナ海で「航行の自由作戦」を実施していたアメリカのイージス駆逐艦に中国の艦船が40メートルまで異常接近した事件がある。

 ペンス副大統領は「アメリカは、国際法で認められたすべての場所で自由に航行し続ける」と改めて表明し、東シナ海や南シナ海において海洋覇権を展開する中国に厳しく変更を求めていくとした。

 また台湾に対しても「台湾で確立された民主主義体制は、中国の国民により良い道筋を示している」としてアメリカとしては台湾の民主体制をあくまでも擁護していく姿勢を強調した。

 これらの発言でアメリカは、インド太平洋においても、決して中国に海洋覇権を渡さないという軍事的意思が示された。

 またペンス副大統領は、中国がアジアやアフリカ、ヨーロッパ、南米の国々に数千億ドル(約数十兆円)規模のインフラ開発融資をして、相手国を「債務の罠」に陥れていることを非難した。

 さらに国内問題においても「11月の中間選挙で共和党の勝敗を左右する州において、トランプ大統領が1期で退任するような内政干渉をしている。中国が、トランプ大統領の『アメリカ・ファースト』を挫折させようとしているが、大統領は、決して屈することはないであろう」という鋼鉄の釘を刺した。

 ペンス副大統領の演説は、トランプ政権が貿易経済分野だけでなく安全保障分野も含めて、中国と全面対決していくことを明確に打ち出したものである。

 現トランプ政権が、1971年のニクソン政権以来の対中融和政策を転換して、覇権主義的な中国の封じ込めに入った。

 このペンス副大統領の生い立ちは、アイルランド系カトリックのブルーカラーの家に生まれて、苦学しながらロースクールに進学して弁護士となった。   3c34ae399a03671019ed6396f3f740e6-300x280[1]

 政治家として下院議員になるまで2度も落選している。その下院議員を12年間務めてインディアナ州知事になってトランプ氏を応援して副大統領まで上り詰めた。

 敬虔な福音派のクリスチャンで、正義感が強く、習近平政権のウィグル族のイスラム教徒への弾圧を厳しく批判したように、ペンス副大統領は、自由、民主、信仰の価値観を有する政治家である。

このように宗教的信念を持ち、法律にも精通し、弁論も隙が無く、政治経験の豊富な経歴は、民主党リベラル派も「あるいはトランプ大統領以上の脅威になる」とみている議員も多い。

             6[1]

日本にとってもペンス副大統領は、親日派で、強い味方でもある。

このようにアメリカが、再び強いアメリカらしくなって、世界を中国の帝国主義から護ってくれるようになってきた。

このアメリカの対中政策に同盟国として協力するために安倍政権も戦力の見直しをせざるを得ないだろう。

日本もアメリカの良きパートナーとして旗幟鮮明にしていくことが、未来の日本の経済繁栄と安全保障の道筋となっていくことだろう。完

 


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