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マール・ア・ラーゴ日米首脳会談は、日本の安全保障と貿易問題を決定づける重要な会談だった。

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 4月18日、トランプ大統領と安倍総理は、マール・ア・ラーゴクラブで、首脳会談の共同記者会見を行った。

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安倍総理が、昨年2月の首脳会談で「トランプ大統領は『アメリカは100%同盟国である日本とともにある』と力強いコミットメントを世界に向って発信した。たった一言で半世紀を超える日米同盟のきずなが、いかに強固であるかを見事に示した。あなたの偉大なリーダーシップに心から敬意を表する」と語った。

これに先立つ貿易問題の会談では、トランプ大統領が「シンゾーの顔を潰すことはしない。シンゾーの立場を守ったうえで対応している。だが600億ドル(の対日貿易赤字)は、何とかならないのか?」と尋ねると、

それに対して安倍総理は「TPPこそが日米にとって最善の枠組みだ。それに農業分野の開放は、これ以上応じることはできない」と譲らなかった。

日本側が主張するTPP参加と、アメリカ側が「2国間の貿易協定がいい」という主張する溝は埋まらなかったが、今後、日米双方にとってメリットのある貿易の枠組みを具体的に検討することになった。

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共同声明で、安倍総理は「日米双方の利益となるように、日米間の貿易や投資を拡大していく。その基盤の上に公正なルールに基づく自由で開かれたインド太平洋地域の経済発展を実現する」と強調した。

また安全保障について、安倍総理は「北朝鮮が対話に応じるだけで見返りを与えるべきではない。最大限の圧力を維持し、北朝鮮に非核化に向けて具体的行動をとるように求めていく方針を完全に共有した」と厳しく明言した。

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トランプ大統領は、米朝会談を行って「うまくいかなかったということであれば、それはもうやめます。そして何かが起きます」と意味深に語った。シリアへの百発以上のミサイル攻撃があった直後だけに、この発言は北朝鮮に強烈なプレッシャーを与えることだろう。

また日本人拉致問題が「シンゾーにとって一番大事な問題であるということを分かっている。そして拉致被害者が帰国できるように、できることは何でもやるつもりだ。私は、このことをシンゾーに約束した」と語り、米朝首脳会談で拉致問題を提起する考えを重ねて明らかにした。

このトランプ大統領の発言は、日本にとって、とてもありがたい、頼りになる発言である。マール・ア・ラーゴの日米首脳会談が、米朝首脳会談を成功裏に動かすものとなるかもしれないのである。

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トランプ大統領は、いろいろと言われているが、計り知れない外交能力を持った政治家なのかもしれない。歴代のアメリカ大統領が、解決のできなかった北朝鮮問題を一気に解決しようとしているからである。

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南のホワイトハウスと言われるマール・ア・ラーゴを舞台とした、今回の日米首脳会談は、今後の日本の安全保障と貿易問題を決定する重要な会談であったと言えるだろう。

それにしてもトランプ大統領と安倍総理は、よっぽど相性が良いのであろう。国際社会が大きな課題を抱えている中で、お互いに問題解決に不可欠なパートナーでもあるようだ。

今回の日米首脳会談の成果が、安倍政権の支持率回復の追い風になることは間違いないだろう。

両首脳は、記者会見の後、夕食会に出席して、2日間にわたったマール・ア・ラーゴ首脳会議の日程を終えた。安倍総理は、19日午前にフロリダを出発して、19日午後には帰国した。完

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