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「プーチン・リスク」ロシアのプーチン大統領を孤立させては、世界が危ない

  今回のシリアへのミサイル攻撃によって、国連でアメリカのシリア攻撃非難決議案を否決された(賛成3、反対8、棄権4)ロシアが苦慮して孤立化している。

            

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しかし、このままロシアを孤立させると、中国との関係が強化される可能性が高いのである。それは世界秩序の安定化にとって、とても危険なことであり、この「プーチン・リスク」は、欧米や日本にとって避けなければならないことである。                

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アメリカ政府が準備していた新たな対ロシア独自制裁をトランプ大統領が差し止めたのは、さすがに賢明な措置であった。ロシア側にも制裁を見送る意向を伝えたという。

プーチンは、今年3月、やすやすと大統領再選を決めた。必ずしも経済状態が良いとは言えない中で、ロシア国民のプーチン大統領に対する信頼度が高いからであろう。

しかし2024年がロシア大統領の任期満了であることを考えると、ほぼ四半世紀にわたる長期政権である。これは中国の習近平主席の終身独裁制にも匹敵する長さである。プーチンのロシアと習近平の中国は、ともに皇帝が君臨する専制国家のイメージを持たせているのである。

プーチンは、2000年に「大国ロシアの復活」を掲げて大統領となって以来、なりふり構わず強権ぶりを発揮してきたが、これ以上アメリカやヨーロッパとの対立を深めれば、ロシアの経済の発展は思うようにいかなくなるだろう。

大統領選を控えた3月1日、プーチン大統領は、年次教書演説で、反アメリカ演説を行い、戦略核戦力開発で、驚くべき6種類の新型核兵器を開発したことをCGを使ってプレゼンした。

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最も脅威的なのは、核弾頭15個を搭載した大陸弾道ミサイル「サルマト」で、射程距離が10万キロもあり、フランス全土を破壊する威力を持つと言われる兵器である。またマッハ20で飛び、上下に誘導可能な兵器「キンジャール」、さらに核弾頭を積んだ超距離無人潜水機、そして小型原子力エンジンを搭載した無制限の射程距離を持つステレス巡航ミサイルなど開発したことを公表したのである。

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プーチン大統領は、「技術進化は一気に加速している。この技術進化の波に乗ることができたものは、はるか先に行く。波に乗れなかったものは溺れる」として、20100616175026[1]

これらの「ロシアの最新兵器で、アメリカのミサイル防備は無意味になる」と軍事開発力を強調した。このプレゼン効果はテキメンで、難なく大統領に再選されたのであった。

これを見ると、人類は、どこまでも軍事開発競争をして、ついには、「この地球を破壊するというのであろうか?」何か「ハルマゲドン」が現実になるような気がして、著者などは慄然としてくるのである。

しかし、その軍事力を支えるロシアの経済力は、石油や天然ガスに大半を頼っていて、その経済規模は、それほど大きくはなく、アメリカと本気で軍拡競争をすれば、ほぼ確実にロシアの経済崩壊へとつながっていくだろう。

「これまで欧米は、ロシアの言うことに一切、耳を貸さなかった。今こそ聞くべきだ」と、プーチン大統領は言う。その本音は、欧米諸国との関係改善のための対話をしたいのかもしれないのである。その仲介ができるのは、プーチンと何度も対話して、一定の人間関係の信頼を築いている日本の安倍総理を置いて他にはいないだろう。

日本の国内では「某文書が見つかったどうの」と、責められて土俵際にいるが、世界外交では最も掛け替えのない存在である。

今、安倍総理が退陣すれば、日本自体も、アメリカのトランプ大統領も、ロシアのプーチン大統領も、ある意味では中国の習近平主席だって、世界は大変なことになるだろう。

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 そう考えるならば、人間の大量の生命と比べて、某文書なんか、どうでもいいことである。ただの紙切れである。

だから「安倍総理よ、ここは世界のために踏ん張れ」。完

 

 

 

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