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トランプ大統領のおかげで、日本の防衛力が格段に上がった 

 2017年11月初旬のトランプ大統領の初訪日時に、日本との貿易赤字の解消策として、アメリカの高性能の武器を購入することを安倍総理が了承したことを踏まえて、防衛装備が大幅に導入された。

 安倍総理は「アジア太平洋地域の安全保障環境が厳しくなる中、日本の防衛力を質的、量的に拡充していかなければならない。専守防衛の防衛戦略の中で、国民の命を守り抜くためには、質の高い防衛力を持たなければならない。国民のご理解もいただくことができると思う」と語った。

 2017年12月18日トランプ大統領が「国家安全保障戦略」(NSS)を発表し、「強いアメリカ」の確立を目指す姿勢を全面に押し出した。そのためには「経済力の維持・強化が国家安全保障に直結する」として、「アメリカ国民の利益追及を最優先する(アメリカ・ファースト)」ことを改めて強調した。

 そして対中国については、これまでのアメリカの外交戦略は間違っていたとして、20数年ぶりに戦略を転換した。

 すなわち「中国とロシアは、アメリカの安全と繁栄を侵蝕する事で、われわれのパワー、影響力、利益に挑戦している。中国は、政治・経済・軍事面で、アメリカと競争する『ライバル国』であり、地域のバランスを変えようとする『現状変更国家』である」と位置ずけて、警戒感を示した。

 その一方でアメリカは、日本など同盟国に対して、自国の防衛力を強化し、その責任分担を果たすように求めてきたのである。

 これに対して日本が同盟国として果たし得る役割として、「いずも」の空母化やF35ステレス戦闘機用の長射程の巡航ミサイルやイージス艦に搭載する新型迎撃ミサイルSМ3ブロック2Aの研究開発費や陸上配備型の弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」など、過去なかった新装備を次々と導入しているわけである。

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現在、中国が南シナ海の人工島に巨大な軍事基地を拡張したり、尖閣諸島の接続領域を潜水艦で侵入したりするなど不穏な動きがあるので、安倍総理は「日本の領土、領海、領空を守り抜く。毅然かつ冷静に対応していく。安倍政権の決意を見誤るべきでない」と中国側に警告した。  

麻生財務大臣も「日本は予算の面を含めて防衛体制を再構築する必要があり、今後は海上防衛の予算を拡充していく必要がある」と重要な防衛発言をした。

 よって18年度の日本の防衛費の概算要求は、17年度の25%増しの5兆2551億円の過去最高額であるという。

 この中には前述した護衛艦「いずも」(全長248メートル)を最新ステレス戦闘機F35Bが離発着できるように空母化することや戦闘機に長射程巡航ミサイル装備することや陸上配備型の弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の導入することが盛り込まれている。

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 「イージス・アショア」の導入は、2基で、秋田県と山口県の陸上自衛隊演習場に配備される予定である。これで日本全土をフォローできるとされて、これまでの防衛ミサイル態勢が、一層、厚みを増すことになる。

 そもそも「イージス」というのは、ギリシャのアテナ神が持っていた「神の盾・アイシス」のことである。アメリカの防空レーダー・ミサイル・システムにつけられた名であり、そのシステムを搭載した艦を「イージス艦」と呼んで、日本は現在6艦所有している。2022年までに、あと2艦増やす予定である。「イージス艦」は、敵の戦闘機、約130機を同時に補足・追尾でき、SМ2ミサイルで迎撃できる優れモノである。これに陸上イージス「アショア」と迎撃ミサイルのPC3を加えると、格段の防衛力が増すというわけである。

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さらに防衛省が航空自衛隊の戦闘機部隊を大幅に増強する検討に入ったという。現行の12個飛行部隊から14個飛行部隊に引き上げる方針である。(1個飛行隊の定数は約20機である)宮崎の新田原飛行基地にステレス戦闘機F35を中心にして配置し、増設する予定である。

現在、中国の習近平主席が軍事力を非常な勢いで拡大化してきているので、日本も迫りくる現実の脅威に即した防衛力を整えているわけである。 

それで現在の日本の防衛力が、どのぐらいのものであるかを把握しておく必要がある。

 アメリカの軍事力分析機関「グローバル・ファイヤーパワー」が、世界の軍事力ランキングを公開した。それによると、

①アメリカ ②ロシア ③中国 ④インド

⑤フランス ⑥イギリス ⑦日本 ⑧トルコ

⑨ドイツ ⑩エジプトがベスト10に入る。

日本は、現在7位である。

 また日本と中国の軍事力の比較すると、

陸上兵力は、日本が14万人で、中国は115万人

海上兵力は、日本が47・9万トンで、134隻(護衛艦48隻、いずも・かが・ひゅうが・いせ、潜水艦16隻、新型潜水艦そうりゅう等)で、中国は163万トンで、744隻

航空兵力は、日本が400機で(F35最新ステレス戦闘機42機含む)、中国は2722機である。

陸海空で、日本の自衛隊は、22・5万人で、中国は、218万人であり、約10倍の差がある。

 日本の年間防衛予算は、約5兆2500億円であるが、中国の年間軍事予算は、約17兆円である。3倍以上であり、要するに日本の防衛力は、アバウト中国の10の1ぐらいである。     

 中国の軍事力の拡張を目の当たりにして、さすがに日本人の多くも「日本も防衛力と外交力を強化しなければ、中国の侵略から国を守れない」と思い始めているのである。

軍事同盟を結んでいるアメリカと日本が、どのような戦略で中国の軍事力を迎え撃つかが、これからの課題となるであろう。間違っても自由主義・民主主義国家が、全体主義・社会主義国家に負けてはならない。それは悲惨な時代を意味するからである。完

                            

                        

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