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ラニーニャ現象の大寒波襲来で、なぜか「北欧神話」を思い出した

 2018年の年が明けてから日本列島は凍えるような大寒波に見舞われている。前年の12月に気象庁が「異常気象の原因となるラニーニャ現象が発生しているとみられる」と発表している。

 ラニーニャ現象(スペイン語で女の子という)とは赤道付近のペルー沖から中部太平洋にかけて、数年に一度冷たい海水が流れ込んで、海面温度が平年よりも低い状態が長期間続く現象をいう。この影響で日本では冬季に西高東低の気圧配置が強まって、気温が低くなるので、ことの他寒いのだそうである。しかしあまりにも寒いと著者は『北欧神話』を思い出すのである。 

最近では数年前からハリウッド映画の『アベンジャーズ』や『マイテイー・ソー・シリーズ』として映画化されている。

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またリヒャルト・ワグナーの『ニーベルングの指輪』は、この『北欧神話』をモチーフとしたものと言われて、またトールキンの『指輪物語』にも大きな影響を与えている。日本でも漫画の『戦闘士・聖矢アスガルド篇』や『進撃の巨人』などアニメやゲームにも広く取り入れられている。

 「なぜ『北欧神話』が、それほど魅力があるのか?」と言えば、世界には、それぞれの国の神話が数多くあるが、『北欧神話』ほどスケールの大きさと正義の戦いのヒーローが多い神話はないからである。主神オーディンや息子のトール神や弟のロキ神などの神々と巨人族やバン神族が登場する神話で、まずオーディン神によって巨人ユミルを解体(北欧の大地を開拓)して「天地創造」がなされたことが語られている。さらに「ラグナロク」(世界の終末)神々の黄昏が物語られている。

 それは「フィンブルべト」(大いなる冬)と呼ばれる厳しい冬が訪れる。夏が来ることなく3度の冬が続く、この気候変動によって、人心は荒廃し、戦乱が頻発して、生物は死に絶えた。アース神族とスラブ系巨人族との間に最終戦争が起こる。この戦争で主神オーディンをはじめ、ほとんどの神と巨人族が死に絶えて、世界は海中に没する。闘いが終わった後に、大地は再生され、わずかに残った神々らが新たな世界を治めることになるという再生神話である。

 このように「天地創造」と「ラグナロク」と言われる世界の終末を語った壮大なストーリの神話で、おそらく世界最大の神話ではないかと言われているのである。

 とくに有名なのは「ユグドラシル」(世界樹)の世界観で、これは何を物語っているか?」と言うと、「神による正義を地上に樹立する」ことを象徴しているのである。

 この『北欧神話』の舞台は、「アズガルド」と呼ばれる現在の国アイスランド、アイルランド、イギリス、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ドイツ、ポーランドまで広がっていたもので、古代ケルト人や古代ゲルマン人という、今のヨーロッパの先祖にあたる民族たちが活躍していたのである。

 約一万年前に「古代アトランティス文明」が大西洋に沈んだことで「氷河期」が訪れて、それまで緑豊かな大地だった「グリーンランド」が凍土になった。

 その後、再び温暖期になってフィヨルド(氷河)が解け始めて、今から6,7千年ほど前から雨が強く降り始めて樹木が茂り始め、北欧の地も、温暖化して緑の大地になった。この頃から農耕が始まって、狩猟ができて、北欧が世界で一番繁栄した時代であり「古代アズガルド文明」と呼ばれた時代であった。

 この「古代アズガルド文明」は、「古代アトランティス文明」が大西洋に沈んだことで、文明が、ほぼ原始状態となり、そこから製鉄や精錬技術を興して武器や農機具が生産出来るようになったことで、狩猟や農耕が盛んになって、他の文明よりも優れていたので、北欧を中心として支配圏が拡大していったのである。おそらく、この頃はスカンジナビア半島とドイツは繋がっていたと思われるのである。

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 北欧神話では「オーディン神」は、ルーン文字を発明し、ありとあらゆる智慧を求めていた「智慧の神」として描かれている。

 北欧の主神「オーディン」への信仰は、ドイツのゲルマン人に引き継がれてゲルマンの森の「ウォーダン神」として崇拝されている。また古代ケルト人には「ドルイド教」としてアイルランドにも継承された。いわゆるキリスト教以前のヨーロッパ文明の原型を作り上げている。

 すなわち「古代アズガルド文明」が、バン神族の「エジプト文明」や南欧の「ギリシャ文明」にも引き継がれているのである。

 この「古代アズガルド文明」は、人類が長らく忘れ去っていた「失われた北欧文明」で、『北欧神話』として継承されて、現代に「ハリウッド映画」としてよみがえってきたものである。    61WlQ1I7iKL[1]

 この「よみがえってきた『北欧神話』は、現代において何を意味するのか?」というと、それは、おそらく再び英雄たちが現れてきて、「人類は、もう一度、『ユグドラシル』に象徴されるような、神の正義が樹立する文明を打ち立てなければならない」ということなのかもしれない。 完

  

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