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恐るべき独裁者・習近平主席の2つの顔 ②海外侵略のチンギス・ハーンの顔

 2017年10月18日から開催された第19回中国共産党大会において習近平主席は「中国の2つの100年目標」を発表した。

①つ目は、中国共産党成立100年に当たる2021年に「小康社会」(ややゆとりのある社会)建設を達成し、GDPと都市・農村住民の所得を2010年比で倍増する。

②つ目は、「中華人民共和国が建国100年を迎えるの2049年までに富強・民主・文明・調和をかなえた「社会主義現代化国家」という目標を達成する。

 このとき「中国は総合国力と国際影響力が、世界の指導的国家となり、全人民の共同富裕を実現し、我が国人民は、さらに幸福で健康な生活を享受でき、中華民族は、世界の諸民族の林にさらなる昂然と屹立する姿を見せることになる」という。「中華民族の偉大なる復興の夢」を実現する強国化に求める。その強国化の方法が「軍の現代化であり、世界一流の軍隊を造ることだ」と宣言した。

 そのための第一歩として「南シナ海の島嶼建設の積極的推進を大きな成果である」と誇っているのである。しかしこの侵略行為は南シナ海の周辺国に「我が国も中国に侵略されるのではないか?」という悪夢を呼び起こしているのである。

 習近平主席が就任してから5年間で、ここまで権力を固めるとは、おそらく、ほとんどのマスメディアは思っていなかったであろう。しかし、これは、ある筋から見て予想はされていたことである。   img_1801[1]

 そのある筋とは、習近平が国家主席になる前の2010年10月に大川隆法総裁が「習近平の守護霊の霊言」を録った際に現れた守護霊が 「『大中華帝国』という新文明の建設に入ろうとしているわけだ。欧米文明は終わったということだよ。これからまた世界史的には『大中華帝国の時代』が始まる。これが私たちの構想だな。私は『チンギス・ハーン』ですよ」と、この上ない衝撃の豪語を放っていたからである。   

  何と歴史上のアジア全体を侵略し、席巻した、あの「チンギス・ハーン」が、現代中国に習近平氏として生まれ変わって「大中華帝国」を創り始めようとしていることを明かしたのであるから、これは十分に衝撃的であった。

 さらに2012年9月に収録された習近平の「守護霊霊言」では「うん。全世界制覇は、もう20年以内に終わるから」という、さらなる衝撃的な発言までしていたのである。

 この後10月に習近平総書記が誕生した時にも当時の日本のマス・メディアのほとんどは「習近平総書記は、親日家で、調整型リーダーである」という取り上げ方をしていたが、これは見事に大ハズレした。現在、習近平主席が「嫌日家で、強引な独裁者である」ことは、誰しも認めることであろう。

 このウルトラ独裁者の出現によって、中国の年間軍事費が17兆円もかけられて、南シナ海に人工島が次々に造られて、それらが軍事基地化されているのである。

 このことは日本に対する脅威はおろか、フィリピンやベトナムや台湾など周辺国への侵略の危機が刻々と迫ってきていることを示しているのである。

 「チンギス・ハーン」の生まれ変わりである皇帝・習近平は、帝国内の統治はもちろんのこと「中華帝国による世界制覇を目論んでいて、「大中華帝国の野望」を持って、これまでの経済力と軍事力を一体化して領土侵略をしていくという「軍事覇権主義」を拡大し続けているのである。

 そのための「海洋覇権戦略」として、海南島が南海艦隊の重要な軍事基地となっている。この海南島は表向きは観光地であるが、裏では核弾頭搭載の原潜基地があり、空母艦隊の基地も建設されている。

 また2012年には西沙、南沙、中沙の各諸島を三沙市として勝手に自国の領土化して、南シナ海の実効支配を拡大させているのである。周辺のベトナムやフィリピンやインドネシアや台湾にとって、この中国の軍事的脅威は計り知れない。日本のシーレーンにとっても、すこぶる脅威である。      

 このように現代の皇帝・習近平は、遅れてきた「帝国主義者」で、「中国大陸と南シナ海を基軸として西はインド洋、東は太平洋、さらには北極海と南極海にも進出して、2050年までに中華帝国によって世界支配しよう」というチンギス・ハーン的な野望を持っていることは明らかである。

        mongoruzu5[1]  

        元帝国の版図

   現在、その習近平主席が押し進めているのは2013年に提唱した「一帯一路」構想という壮大なプロジェクトである。「一帯一路構想」とは、中国から中央アジアを経由してヨーロッパにつながる「陸路のシルクロード経済ベルト」(一帯)と、中国沿岸部から東南アジア、スリランカ、アラビア半島沿岸部、アフリカ東岸を結ぶ「21世紀の海路のシルクロード経済ベルト」(一路)で、外国のインフラ整備や貿易促進、資金の往来を促進して、巨大な経済圏の構築を目指すものである。

    しかしこの「一帯一路」構想は、ただの「アジア諸国の経済繁栄を目指すものであろうか?」はなはだ怪しいのである。それは中国とアジア諸国とでは思惑があまりにも違い過ぎるからである。

 中国が目指しているのは、自国の減速した経済を「一帯一路構想」に参加するアジア諸国に、建設や通信の契約、機械や装置の提供して、長期的には新しい貿易ルートとした、それらの国々へ中国製品を輸出することなのである。そのインフラ整備に融資をしてそのプロジェクトを中国企業が手掛けるということである。

 すなわち中国の目的は、受け入れ国の産業や生産能力を向上させるというよりは、港湾、鉄道、通信、電力、パイプラインなどによる輸送とエネルギー網を拡大し、中国にとって都合の良いインフラを強化する点にある。

 であるから、この「一帯一路構想」を受け入れたアジア諸国は、将来、深刻な政治的・経済的なリスクを招くことになるであろう。

 これらの壮大なインフラ建設のプロジェクトを推し進めるために、中国だけが拒否権を持つ「AIIB」(アジアインフラ投資銀行)を創設したのである。資本金は一千億ドル、参加国は約五十数カ国である。これは分かりやすく言えば中国政府によるサラ金貸付会社である。金を借りた国は、ちゃんと計画を立てて、返済しないと領土を中国に取られてしまいかねないことになるのである。

 しかし日本は、アメリカと緊密な同盟関係にあるので、アメリカの経済覇権を破壊するという意図が見える「AIIB」には不参加である。この日本が「AIIB」に入らなかったという選択は正しかったのである。

 これらの構想は、習近平主席が中華帝国による世界制覇を成し遂げるための恐るべき罠であることを見抜かなくてはならない。

 すなわち「一帯一路」構想とは、各国のインフラを整備することを口実にして、国内のダブついている鉄鋼やセメントや建材などの在庫商品を一掃させ海外市場に消費させて、失業している中国人を、海外で働かせて、しかる後に強大な軍事力でもって他国の領土や領海を侵略して、資源を略奪していくという「軍事覇権戦略」が隠されているのである。

 このように21世紀のシルクロードは、いつでも軍事輸送路にも変わることができる軍事リスクを伴っているのである。中国の融資を受けた国々は、膨大な債務を背負わされて、すでにギリシアのピレウス港は買収され、パキスタンのグワダル港は43年間、租借されることになってしまった。「中国・パキスタン経済回廊」の重要拠点として、中国に陸路でつながる道路や鉄道、電力設備、石油パイプラインなどを整備しているピレウス港やグワダル港やモルディブは、今や中国の現代版植民地となっている。 

 かつて19世紀中頃、産業革命を成し遂げた西欧列強国は、資源や安価な労働力、市場、軍事的、戦略的要地の獲得を求めて、アフリカやアジアを次々と植民地にしていった。

 同じように現代においても中国は、国内のインフラを終えて、企業を海外にもっていくと同時に、軍事的・戦略的要地を獲得しながら、中華帝国の版図を拡大していこうとしているのである。

 すなわち中国の習近平主席の「一帯一路」構想の本質は、自国の企業救済と影響力拡大のための新植民地政策なのである。これは、姿を変えた「現代のチンギス・ハーン」の軍事侵略化に他ならず、遅れてきた中国版の「新帝国主義」と言えるであろう。

 このように「一帯一路」構想の裏戦略とは、各国のインフラを整備させ、しかる後に強大な軍事力でもって他国の領土や領海を侵略して、資源を略奪していくという「軍事覇権戦略」であることを見抜かなくてはならない。

 この「一帯一路」構想と「AIIB」は、習近平主席が、中華帝国による世界制覇を成し遂げるための強力な手段であるからである。

 すでに南シナ海の西沙諸島や南沙諸島には、中国軍によって、人工島が完璧に軍事基地化されていることを考えると、もしこの「一帯一路」構想が成功すれば、中国はユーラシアでの覇権を完全に握る国となるであろうことは想像に難くない。「それでもよいのであろうか?」           

否、絶対によくはないのである。

「グローバリズムを絶対支持する」

「核兵器のない世界を目指す」

「パリ協定を推進していく」

 これらの言葉は習近平主席の美しいウソである。「現代のチンギス・ハーン」の軍事侵略を許さないためにも、このウソに騙されてはならないのである。

 そのためにアメリカに「初代大統領ワシントンの生まれ変わり」であるトランプ大統領が中国の覇権を阻止するために登場してきたわけである。

 これからの地球は「米中激突」の時代を迎えたのである。「世界を制するのは、果たしてどちらになるであろうか?

 現在に生きる我々は、中華文明と欧米文明の挑戦と応戦が激突する時代に立っていることを知らなくてはならないだろう。そしてしばし恐怖による緊張の時代を生きなければならないことを覚悟しなければならないだろう。 完   

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